抜毛症は心療内科でどんな治療をおこなうの?抜毛症の治療ができる病院の探し方と治療の流れ

メンタル回復

この記事では心療内科での抜毛症の治療についてお話します。

通っていることが人にバレたくない、何をするのかよくわからなくてなんかちょっとコワイ…などなどマイナスな印象をお持ちの人も多いんじゃないかと思います。

ここでは実際に抜毛症や対人恐怖症などで心療内科に通っていた私が治療の流れやどんなことが行われているかなどご紹介いたします。
みなさんが抱えている不安が少しでも払拭できれば幸いです。

抜毛症の治療ができる先生は少ない

抜毛症は生活環境や幼少時の家庭内環境に起因していることが多々あるため、最初の診察の時は自分のこれまでの人生についてのお話を求められることが多いです。

自分の置かれている状況、困っている症状、人に言えない困りごとなどを話すことになるので、信頼できる先生を慎重に選びたいところです。

しかし、残念なことに抜毛症を治療できる先生は非常に少ないです。

カウンセリングで「辛かったね」と言ってくれて、物事のとらえ方や生きやすくなるためのアドバイスを受け、薬を処方される。

確かに話を聞いてもらうことでストレスは軽減し、気持ちも楽になりますが、 抜毛症の改善には不十分です。

特に、数年単位で日常的に髪を抜き続けている場合、髪を抜くことになってしまった原因・環境が解決しても抜毛症が治らないことがあります。

髪を抜く=ストレス解消

という図式ががすっかり頭にしみついてしまって、髪を抜くのが癖になってしまっているんですね。

こうなってくると普通のカウンセリングではなかなか改善が難しいです。

ではどのようにして抜毛症の治療ができる病院を探せばよいのでしょうか。

強迫性障害の治療ができる病院を探す

髪を抜くのをやめたいということに重点を置いて考えるならば、「強迫性障害 (または強迫神経症)」の治療をおこなっている心療内科がおすすめです。

強迫性障害とは自分の意志に反して不安な考えやイメージが浮かんできて、その不安・恐怖を抑えるために同じ行為を繰り返すという精神障害です。

具体的な症状については下記のページがわかりやすくて参考になるかと思います。
http://www.myclinic.ne.jp/imobile/contents/medicalinfo/gsk/top_mental/mental_003/mdcl_info.html

「やめたいと思っているけどやめられない」というところが抜毛症とそっくりだと思いませんか?
これならカウンセリングと合わせて抜毛症の症状克服に向けて実践的なアドバイスがもらえるはずです。

強迫性障害の治療ができる病院はこちらから検索できます。
http://ocd-net.jp/search/

また、カウンセリングを行うだけでなくショートステイ、デイケア、行動療法などさまざまな種類のプログラムを組んでいる病院の方がより広い視野を持って病気と向き合うことができます。治療方法の選択肢が多く、より適切な処置を行うことができるでしょう。

診療の流れ

①予約

電話かホームページで日時の予約をします。

予約時に抜毛症の治療ができるか確認しておきましょう。

初診のカウンセリングは時間を割いて診てもらえる場合が多いです。診療時間は長めに見積もって予約を入れた方がよいでしょう。

初診

これまでの人生・生活環境・今のお悩みなど深いところまで掘り下げてカウンセリングをおこなっていきます。病院によっては軽い心理テストなどをおこなうこともあります。

話したくないことは無理に話さなくても大丈夫です。治療するために来ているのに苦しい思いをするのは本末転倒ですからね。

医師の前では「変な奴だと思われるのではないか」といった身構えは不要です。

強がりは見せず、ありのままのあなたでお話するようにしましょう。

個室なので誰かに聞かれる心配もありません。
家族と同伴でカウンセリングを受けることも可能です。

初診は大体3000~4000円くらいです。再診は内容にもよりますがだいたい800~2000円くらいです。薬を処方される場合はこれに1000円程度プラスされるイメージです。

受付では保険証の提示を求められますが、会社の保険証を出しても会社にバレることはないので安心してくださいね。

③治療

どの病院でも大体カウンセリングと薬の処方がおこなわれます。カウンセリングでは近況の報告、物事のとらえ方の変換、困ったときの対処法などのお話になってくると思います。

自分の中にあるモヤモヤを口に出すだけでもだいぶ気分がよくなりますし、医師も人間の心理に基づいてアドバイスをしてくれるので、説得力がありとても心強いです。

状況に応じて認知行動療法、森田療法、曝露(ばくろ)療法などの行動療法などの治療をおこなう場合もあります。

行動療法は強迫性障害でよく用いられる治療法で、簡単に言うと物事のとらえ方を整えて行動を変える、というものです。

私はこの治療法で抜毛症の症状をかなり軽減させることができたので、長年抜毛症で悩んでいる方はぜひこの行動療法ができる病院を探してみてください。

まとめ

抜毛症はその症状から人に相談しにくく、対処法も確立されていないやっかいな症状です。

誰にも理解されないのが目に見えているから誰にも相談できない。

その閉塞感を打ち破り、前進することが抜毛症克服の第一歩です。

心療内科の医師はまず、あなたを否定してくることはありません。常に肯定的な姿勢でどのように解決していけばいいかアドバイスをしてくれるので安心して治療に望んでくださいね。

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